主に、道場8級〜二段の大人を対象とする。
9.自分が将棋で強くなることに、貪欲になる。
・将棋で強くならない人は、貪欲さに欠ける。欲を持つだけなら、ただである。無料なら誰にでもできる。強烈に「強くなりたい。」と思うことだ。その強さの違いが、明暗をわける。
10.明確な目標を持つ。
・「自分はいつまでに何段になりたいのか?」を、自分の手帳やノートに書いたことがあるだろうか?自分に自信がない人ほど、そういうことをやらない。実現可能な目標を持つ。たったそれだけで前に進めるのだ。目標のない人生、将棋人生は、虚しい。
11.一局面からいろいろ学ぶ。
・たった一つの局面からも多くのことを学べる。強い人ほど、その量が多い。気になる局面を徹底的に考える。この方法は、米長会長の若かりし頃の勉強方法だ。次の一手の問題を解くことに、通ずるところがある。
12.挑戦する勇気を持つ。
・何に挑戦するかは、人それぞれだ。自分の将棋の目標に合った挑戦があるはずだ。どうしても勝てない人に、挑戦し続けることにも勇気が必要だ。どうしても解けない詰将棋に、毎日取り組むことにも勇気がいる。自分にできないこと、到達できないことに挑戦し続けることが、本当の人生かもしれない。