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2019年10月06日

将棋上達のヒント05 メジャーとマイナーの分析ができていない 「パレートの法則」



今回の「将棋上達のヒント」は、将棋の知識に関しての「メジャーとマイナーの分析」についてです。

多くの将棋ファンは、将棋の手筋に関して多種多様の知識を持っています。昔と異なり今は優秀な将棋の本が多数存在し、アマチュア将棋ファンでもそれらを容易に獲得できるようになりました。しかし、それらの知識を適切に分析し活用できているでしょうか?


例えば、この「将棋上達の探求」でもたびたび取り上げている「寄せの手筋200」ですが、これらを解くだけでなく活用の上での分析ができているでしょうか?

寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)


一例を挙げれば、「竜・飛の活用」や「腹銀の手筋」は頻繁に使用していたとしても、「馬・角の活用」や「両王手の手筋」はほとんど使用していないかもしれません。

今上記の本を手元に持っている方は、パラパラとめくって確認してみましょう。その時に多くの方があることに気が付くはずです。それは、一部の手筋しかメジャーな使い方をしていないということを。そして、残りはマイナーであることに。


ここで、有名な「パレートの法則」について触れておきます。ウィキペディアでは以下のような説明をしています。

パレートの法則
概要
パレートの法則は、働きアリの法則と同じ意味合いで使用されることが多く、組織全体の2割程の要人が大部分の利益をもたらしており、そしてその2割の要人が間引かれると、残り8割の中の2割がまた大部分の利益をもたらすようになるというものである。経済以外にも自然現象や社会現象など、さまざまな事例に当て嵌められることが多い。ただし、パレートの法則の多くは、法則と言うよりもいわゆる経験則の類である。自然現象や社会現象は決して平均的ではなく、ばらつきや偏りが存在し、それを集約すると一部が全体に大きな影響を持っていることが多い、というごく当たり前の現象をパレートの法則の名を借りて補強している場合が少なくない。

例(一部省略)
@商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。→ロングテール
A売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
B仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
C故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
D住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている。
Eプログラムの処理にかかる時間の80%はコード全体の20%の部分が占める。
F全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。



つまり、上の例と同じようなことが、将棋の手筋活用でも起きているのです。

要するに、既知の将棋の手筋活用で、メジャーが2割、マイナーが8割ということです。メジャー2割の手筋で手筋全体の使用頻度の8割を占めているのです。


次回から手筋系の本を解く時は、「この手筋は使ったことがあるかな?」とか「頻繁に使用しているかな?」と確認しながら解いてみましょう。そうすれば、自分の傾向と弱点、そしてその先の対策が見えてくるものです。

ちなみに、私の場合、「龍・飛の活用」と「退路封鎖」で全体の約8割を占めています。「両王手」は滅多にありません。「腹銀」も少ないです。


以上のことは手筋に限ったことではないので、いろいろな場面でメジャーとマイナーの分析をしてみましょう。きっと「将棋上達のヒント」になるはずです。

なお、「パレートの法則」は必ずしも80対20になるわけではなく、70対30、あるいは60対40の場合もあります。つまり、「パレートの法則が当てはまることが全体の80%で当てはまらないことが20%になる」ということかもしれません。


最後までご覧いただきありがとうございました。

次回の投稿予定は10月13日(日)です。







posted by むとせ at 19:09| 将棋上達と○○○○○ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

将棋上達とモフモフ Super Fluffy Bouncy Bois Super Cute Happy Good Bois



下の動画の犬を抱きしめてモフモフしたら、それだけで香車1枚ぐらいは将棋が強くなれそうな気がします(笑)。

本当に癒されるワンちゃんです。
犬の種類は何でしょうか?




ラベル: 将棋上達 将棋
posted by むとせ at 21:56| 将棋上達と○○○○○ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

<追記完了>将棋上達のヒント04 10億円溶かしたアキラ氏の話(ネット民騒然!!!) 



今回は趣向を変えた内容です。最初に下の動画をご覧下さい。そして、自分なりの意見や感想を考えて下さい。話はそれからです。続きは<追記>に書きます(明日以降この記事を読む方もすぐには<追記>を読まないで下さい。自分の頭で考えることがとても重要なことなのです。)。

数時間以内に私の考えを書きます。もちろん、将棋上達のヒントと関係のある話です。

なお、余裕のある方は動画の下にある<参考記事>3点をご覧下さい。いずれ消される記事かもしれませんので、早めにご覧になられることをお勧めします。

また、ブログ上で音が聞こえない場合は、動画の上の部分をクリックしてYOUTUBEサイトでご覧下さい。私の場合、ブログのYOUTUBEをグーグルプラウザで再生すると全く音が聞こえません。YOUTUBEサイトで聞くと聞こえます。




<参考記事>
10億円損失がSNSで話題 FXトレーダー・アキラ氏を直撃<1>
10億円損失がSNSで話題 FXトレーダー・アキラ氏を直撃<2>
10億円損失がSNSで話題 FXトレーダー・アキラ氏を直撃<3>


下の<続きを読む>をクリックして下さい。


続きを読む
posted by むとせ at 18:27| 将棋上達と○○○○○ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月22日

将棋上達のヒント03 @応用に対処できないA基礎基本を応用できない



今回は、基礎・基本に続きまして「応用」の話です。

応用に関しても多数の考え方があります。人それぞれ異なる意見があると思います。私自身も複数の考えを持っています。その一部をお伝えします。


最初に、「@応用に対処できない」についてです。


前回まで「基礎」が「土台」で、「基本」が「柱」であるという主旨で話を進めました。基礎が1階部分に相当しますと、応用は2階部分に相当します。そして、基本は基礎と応用を繋ぐ「柱」です。


一般に、将棋の基本は奨励会初段で固まると言われています。これに関しては、羽生善治永世七冠などの有名棋士が発言していることをそのまま引用させていただきます。

仮に、将棋の基本項目が500種類あるとします。そして、将棋のプロも卵である奨励会初段ならば、この500項目を誰でも習得していると仮定します。ここでは話を進めやすいように以下のように設定します。数字は全く適当なものです。

奨励会初段:500項目全制覇
(アマトップレベル)

奨励会6級:300項目習得
(アマ三段〜五段レベル)

アマ二段:100項目習得

アマ初段:50項目習得


将棋のアマ初段が500項目の基本の内、50項目を習得していた場合、この50項目は人により様々ものになります。高校数学確率のC(コンビネーション)を使用すれば、500C50(数字は小文字)という恐ろしい数になります。

つまり、500×499×498×・・・・・×451/50×49×48・・・・・×1通りの組み合わせがあるということです。


これほどの異なる組み合わせがあれば、二階部分の土台(応用)は人それぞれ千差万別になります。この複雑な種類に対応できないことが、「@応用に対処できない」を意味します。

つまり、多種多様なタイプの人間の将棋に対応できないということです。100万人いれば100万種類のタイプの将棋があります。1万人の将棋初段がいれば、1万種類の違った将棋を指す初段がいるということです。将棋道場に初段が50人いたとして、本当に強い人は全員に勝てます。しかし、中途半端なアマ二段では彼ら50人に対応できず、8割も勝てないかもしれません。


私も将棋道場三段の頃に、どうしても勝てないアマ三段がいました。彼の将棋よりは私よりずっと緻密で繊細なものでした。彼より強い将棋四段や五段には勝てていたのですが、彼との勝率は1割を切っていました。序盤が荒い私の将棋は、彼の将棋に対応できていなかったのです。



・・・・・・・・・・・・



次に、「A基礎基本を応用できない」についてです。
この考え方は誰もが考えるより一般的なものです。


一例を挙げますとこういうことになります。例えば、次の詰将棋2問には、ある共通のテーマ(手筋)があります。それは何でしょうか?詰将棋の下に続きます。


<解答付きの詰将棋>


<解答付きの詰将棋>














答えは、「逃げ道封鎖」の手筋でした。


2題の詰将棋共に、初手は桂馬打ちで簡単に解けてしまいます。「逃げ道封鎖」の手筋は将棋5級以上ならば、誰でも知っている有名な基本手筋です。ですが、知っているだけでいざとなると全く使えなくなる方が大勢います。

この将棋の手筋は、実戦でも頻繁に出現します。ですから、普段の詰将棋の練習でも絶対に解かなければなりません。

また、この手筋は3手や5手の詰将棋では出現率が低くなります。誤解している方が多いのですが、詰将棋は7手以上で一組になっているものがたくさんあります。そのため、5手以下の詰将棋では、本当は実戦では応用しにくいのです。あるいは、逃している詰め手筋が多くあるということを覚えておいて下さい。


ちなみに、詰将棋を手数限定で基礎・基本・応用を分けた場合、1〜5手が基礎、7〜11手が基本、13手以上が応用かもしれません。一概には言えないのですが、無理に分けようとするとこのようになるのではないでしょうか。

ですから、浦野真彦プロの名著「1手詰ハンドブック」「3手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック」がベストセラーになっていますが、本当に将棋が強い人は7手以上の詰将棋を絶対に軽視していません。1〜5手の詰将棋の意味や役割を十分に理解した上で、何度も繰り返し説いているのです。



以上が。「将棋上達のヒント03 @応用に対処できないA基礎基本を応用できない」でした。

いつも時間的な制約がありますので、どうしても舌足らずになってしまいます。気が付いたことや話し漏れたことがありましたら、あとで追記しておきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。



posted by むとせ at 19:03| 将棋上達と○○○○○ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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