【以下の記事は、10月11日に投稿したものに補足を追加したものです。】
元アマ5段(十数年前)、現アマ3段の見解です。
参考程度の話として読んで下さい。
今回の棋譜(上図)の25手目をご覧下さい。
注目していただきたい点は、先手の【3六歩、3七桂、5六歩】と【9八香】です。
前者は急戦調の指し手です。それに対して、後者は持久戦調の指し手です。こういう手を序盤の早いうちに混在させてはいけません。とてもバランスが悪いのです。
守るなら守る。攻めるなら攻める。
これが重要です。
そもそも穴熊は完成するまでに手数がかかります。それにも関わらず、3六歩や3七桂を指しています。
また、先手は後手の5三銀の動きへの対応が遅過ぎました。(いや、ほとんどしていません。元々序盤はソフトの苦手とする分野でしたが、ここまで指されると近い将来プロ4段もやられるかもしれません。)
【補足】『他の投稿でも書きましたが、5三銀に対する先手の5七銀はまずかったのでしょうか?それから5八金も候補の1つです。しかし、角交換しているので常に角打ちを警戒する駒組みになりますので、早いうちに金が上がることにも抵抗があります。
私は振飛車党でこういう将棋を全く指したことがありませんので、感覚がずれているのかもしれませんが、何度考えても先手側が指しにくい気がします。
また、4四角―7七角―同角成―同金もおかしくないですか?この位置に金ってありえないと思うのですが・・・。
清水市代女流王将はほとんどが読み筋だったと言っていますが、それでも指し方が変調だったと思うのは私だけでしょうか?』
25手目までのプロの実戦例はあるのでしょうか?もしそうなら、私が間違っていますので忘れて下さい。でも、私ならこの局面で9八香を絶対に指しませんし、他のアマの方にもお勧めしません。
今回の敗因は、序盤の20手前後にすでに兆候があったというのが私の見解です。
最後に、今回の清水市代女流王将の敗戦は本当に残念なものでした。
女流王将と関係者の皆様、本当にご苦労様でした。できれば、3番勝負や5番勝負で決着を付けて頂きたかったです。1番勝負の結果がすべてではありません。
また、今回の対戦では女流王将の良い所がほとんど出ていません。
結果がどうであれ、もう一度チャンスを与えて頂きたいと思います。
ラベル:清水市代女流王将
【清水市代女流王将対あから2010、その他。の最新記事】

