2011年12月23日
ボンクラーズ対羽生、渡辺、森内 「ボンクラーズ対米長永世棋聖の棋譜を分析してみた。」
ボンクラーズ対米長永世棋聖の棋譜を分析してみた。
ボンクラーズは、すでに上の3者より強いかもしれない。
ボンクラーズ>>>激指六段+++>>>激指六段+
これは、皆さんも判り切っていると思う。
問題は、この差がどのくらいあるかということだ。
「ボンクラーズ」と「激指六段+++」の間には、
少なくとも角1枚の差はある。
もしかすると飛車1枚ぐらい差があるかもしれない。
角1枚は、2手分の差である。
飛車1枚は、最低でも4手分の差はあるだろう。
ボンクラーズは、激指六段+++より4手以上
良い手を指せる。
激指六段+++は、すでにプロ四段より強いかもしれない。
仮に弱くても、それ程差はないはずだ。
プロトップとプロ四段は、角落ちか角落ち弱の差がある。
プロの新四段より弱いプロとの差が、大体角落ちぐらいと
言われている。
ということは、ボンクラーズは、上の3者より強いという
ことになる。
すべて推定で物を言っているが、あながち間違って
いないような気がする。
とにかく、ボンクラーズの指し手は、激指六段+や
激指六段+++と全然違う。
候補10の中に入ってこないような手を指す。
こちらの予想以上に差があるようだ。
六段+は、多分アマ名人やアマ竜王より強いはずだ。
奨励会三段上位層は、彼らより少しだけ強い。
そして、これら上位層は、プロ四段と実力は変わらない。
だから、六段+と六段+++の間に、プロ四段や三段が
いるのではないかと考えている。
【最悪の場合、六段+より弱いこともありうる。】
ここだけの話である。
他のところで書いたり話したりしないでほしい。
今やっても、来年や再来年やっても、
プロトップが負けることは、決まっているかもしれない。
ただ、1番勝負だと、どっちに転ぶかわからない。
これが困ったことだ。
最低でも3番勝負はやらないとまずいだろう。
来年の結果は、9:1でボンクラーズだと思う。
「奇をてらった」指し手を米長会長は、意識して
指したようだ。
だが、それを差し引いても、会長は勝ちにくいだろう。
得意の終盤でも、間違えていたからだ。
残り1ヶ月で、それほど実力は戻らないはずだ。
もちろん、会長には勝ってほしいが、・・・。

