前回の続きである。
あの局面を見た時に、第一感で、
「詰みそうだな!」
と、感じた人。
この人は、すでに将棋三〜四段はあるか、
将来最低でも将棋三〜四段になる資格のある人である。
「将棋三〜四段になれる才能がある」と
言っても過言ではない。
あの局面は詰将棋である。
「高橋プロの囲い別詰将棋150題」の問題26で、
実は、このブログにも過去に載せたことがある。
11手詰・10分で初段となっている。
あの局面が実戦で現れて、30秒将棋で詰ましたら
すでに将棋三〜四段、あるいはもっとあるかもしれない。
もっと前からこの局面を想定して詰みまで読んでいたら、
将棋五段以上はあるだろう。
あの局面を見て、
「?」
や
「詰むのかな???」
と、
感じた人はまだまだ詰将棋の練習が足りない。
実戦でも簡単な詰みをたくさん逃している可能性が高い。
おそらく昔の将棋三段以上の人は、
ほぼ全員が同じ第一感を持ったはずだ。
今回は単純明快な詰将棋で説明したが、
次回から易しい9×9の局面でやってみる。
ちなみに、あの詰将棋は、むとせは数秒で解ける。
10秒は絶対にかからない。
本当は一目で解けないといけないが、
最近詰将棋をサボっているので・・・。
あの問題は「10分で初段」となっている。
便宜上仮に「8分で初段」で考えてみる。
すると、
04分で二段、
02分で三段、
01分で四段、
30秒で五段、
15秒で六段、
ぐらいだろうか???
制限時間が半分になる毎に段位が上がると、
とても便利だと思うのだが・・・。