今日は、将棋の終盤力を高める上で、
どの本を組み合わせると一番効果的かを
ずっと考えていた。
昨日からたまたま
「羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る」
を、解いていた。
この1冊と下の2冊を組み合わせると、
最短で将棋の終盤力を高められそうだ。
何しろ相性がずば抜けて良い。
問題を見ればわかるが、
「寄せが見える本〈応用編〉」
と
「羽生善治の終盤術〈2〉」
は、
問題の傾向がとても良く似ている。
応用編を仕上げた後でこの演習をやるためには、
「羽生・終盤A」がとても優れているのだ。
「寄せ(応用)」は、仕上げると一応将棋四段に達する
とは書かれている。
だが、それは、実戦で応用できればの話だ。
その応用する訓練として、
いまいち演習が足りないと考えていた。
現時的には、
「寄せ(応用)」で将棋二〜三段の基礎力が身に付き、
「羽生・終盤A」で将棋四〜五段の手掛かりが、
できると思う。【現代の緩めの段位で!!】
実戦で上の2冊の手筋を運用できれば、
最低でも実戦五段、24七段はあると思う。
24将棋はほぼ30秒将棋だから、
あの短時間であれだけの手筋を駆使できれば、
十分24七段はある。
少なくとも24七段の下の方よりは、
強くなるはずだ。
もちろん、得意戦法があって、
序盤と中盤がある程度しっかりしていることも前提だ。
なお、「寄せ(応用)」が難しい人は、
「寄せ(基礎)」からしっかりやろう。
他の「羽生・終盤@B」は、
違う観点から将棋の終盤を扱っているので、
上の3冊を仕上げてからでも遅くはない。
また、この間ご紹介した週刊将棋のシリーズは、
寄せ方のレパートリーを広げたり、
発想を高めたりする意味合いの本でもある。
役割が全然異なるので、
現在の自分の状況に合わせると良いだろう。
どちらかと言うと、
下の3冊のあとにやるべき本である。
【注意】
*一番下に【補足】を書いておいた。
寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1)) [単行本] / 森 けい二...
寄せが見える本〈応用編〉 [単行本] / 森 けい二 (著); 浅川書房 (刊)
羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る (最強将棋21) [単行本] / 羽生 善治 ...
【補足】
「寄せの手筋200」は、基本中の基本である。
詰将棋7〜9手と並行してやるべき本かもしれない。
ああいうレベルは、
むとせは将棋5〜2級の頃に散々やったので、
あそこまで高評価の理由がむとせにはわからない。
【現代将棋において、
アマのレベルが低くなったとしか言いようがない。】
確かに良い本だが、
それでどこまで強くなるかと聞かれると、
「将棋三〜四段への基礎体力は身に付くよ!!」
としか言えない。
あの本に載っている手筋がもし実戦で現れるようだと、
それは相手が相当弱いからだ。
相手が強い場合、変化には含まれるものの、
実戦ではほとんど現れないものだ。
今の甘くて緩い段位なら、将棋二段以下でも
頻繁に出現するかもしれない。
昔なら将棋2級以下だろう。
一間竜?
大事だよ。
でも、この手筋で勝てたのは、
将棋2級以下でしょ?
むとせは、あの本の基本手筋で、
若い頃に有段者に勝てた記憶がほとんどない(笑)。
昔の将棋2級は強かったよ。
本当に。
今の将棋二〜三段に近かったかもしれない。
寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス) [単行本] / 金子 タカシ (著); 浅川...
ラベル:将棋上達法
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