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2012年12月02日

将棋四〜六段の資格:04


後手6三金まで




前回の続きである。

上の局面を見たら、
あることを瞬間に察知しなければならない。

それができなければ、
将棋有段者の資格がなくなる。


それは、先手玉が、
今は詰まないということだ。

仮に上の局面が後手番の場合、
3七歩成とされても絶対に先手玉は詰まない。

それを、「読まなくてもわかる」
ということも将棋の実力の一つだ。


これを瞬間に見切った上で、
先手はどう指すべきか?


後手玉は8二銀の壁銀のため、大変寄せやすい。

そうすると、ある手が浮かんでくる。

それが、5三角成だ。


これを短時間、できれば5〜15秒程度で発見できれば、
将棋四段以上の資格がある。

もちろん、実戦での話である。

今回は、次の一手で出題されたなら、
将棋初〜二段でも短時間で発見できる可能性のある
易しい問題を扱った。



反応が良ければ、あるいは
何か良い局面が見つかれば、
【将棋四〜六段の資格:05】以降も書きたい。



posted by むとせ at 20:48| 将棋3〜5段を目指す人へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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