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2015年03月25日

将棋重要・気が付きましたか?<その3>人間業(わざ)とは思えない!!



昨日の続きです。下の将棋の局面は、後手7七角成に対して先手が同金としたところです。ここまでも少しおかしいところはありますが、キリがないので省略します。


この局面で、後手がどう指したか覚えていますか?

人間でも将棋ソフトでも、
絶対に(?)指さないような手を指したのです。

<下に続きます。>




その手は、4二銀(56手目)です。

ありえないです、この手は。



こんな将棋の手を今まで見たことがないです。

将棋ソフトでもこんな手は指さないだろうと思い、念のため将棋ソフト激指定跡道場2の3拓で解析してみました。


そうすると、とんでもないことがわかったのです。


ナント、最初の10秒以内に、一瞬だけこの4二銀が出現するのです。

<将棋の棋力的には、激指三段以下だと思います。>


ひぇ〜〜〜がく〜(落胆した顔)

驚愕の結果です。


昨日、「昔の将棋ソフトで解析してみて下さい」と書いた理由は、まさにこれです。弱い将棋ソフトですと、この手を上位に持ってくる可能性がある訳です。

激指定跡道場2の場合、最終的には(1手20秒程度)この手を上位に持ってきませんでした。


ですから、最初、この将棋は、人間の超弱い四段同士が指していると思っていました。ですが、さらに調べてみると、どうもそうでもないようなのです。


長くなりそうですので、続きは次回にします。



ラベル:将棋
posted by むとせ at 20:37 | TrackBack(0) | 数学関連と「将棋・内緒話」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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