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2018年04月19日

必至入門000  はじめに  必至のルール追加



この間将棋倶楽部24で将棋観戦をしていましたら、
驚くべき将棋を発見しました。

2400点クラスの方が将棋の終盤で
1手必至(必死)を逃していたのです。

さすがに問題ありです。

極めて有名な手筋で勝てる将棋でしたので、
正直なところ呆れてしまいました。


詰将棋をたくさん解いていないと、
必至で勝てる将棋をたくさん逃します。

必至を掛けられない人は、
詰めろの掛け方が下手です。


その結果、将棋の終盤での逆転負けが多くなります。




詰将棋よりも必至の方がより実戦的で
将棋上達に役立つという方がいます。

まさにその通りなのですが、
問題はその量と質です。


必至問題は詰将棋の問題と比較すると、
その量が絶対的に少ないのです。

ですから、当ブログでは投稿を避けていたのですが、
上のような将棋の例に出くわしますと異常な危機感を感じます。



いろいろと考えましたが、
入門レベルの必至問題を取り上げることにしました。

ひとまず10回程度の投稿をしてみます。

その後は反応を見ながらやってみます。


なお、「必至」と「必死」は同義ですが、
当ブログでは「必至」で統一します。

また、将棋入門者や初心者の方、
今までに必至問題を解いたことがない方は、
必至のルールを勉強しておいて下さい。

ネット上で簡単に学べるはずです。



<<<追記>>>

下の本に明快な必至のルールが書かれていました。
また、実例についても16ページ渡って書かれていました。
無料ですのでぜひご覧下さい。。


終盤が強くなる 1手・3手必至 (マイナビ将棋文庫)
終盤が強くなる 1手・3手必至 (マイナビ将棋文庫)


<必至のルール>
必至のルール.JPG

説明1・2
必至について1・2.JPG

説明15・16
必至について15・16.JPG


posted by むとせ at 02:00| 必至(必死)の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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