この間将棋倶楽部24で将棋観戦をしていましたら、
驚くべき将棋を発見しました。
2400点クラスの方が将棋の終盤で
1手必至(必死)を逃していたのです。
さすがに問題ありです。
極めて有名な手筋で勝てる将棋でしたので、
正直なところ呆れてしまいました。
詰将棋をたくさん解いていないと、
必至で勝てる将棋をたくさん逃します。
必至を掛けられない人は、
詰めろの掛け方が下手です。
その結果、将棋の終盤での逆転負けが多くなります。
詰将棋よりも必至の方がより実戦的で
将棋上達に役立つという方がいます。
まさにその通りなのですが、
問題はその量と質です。
必至問題は詰将棋の問題と比較すると、
その量が絶対的に少ないのです。
ですから、当ブログでは投稿を避けていたのですが、
上のような将棋の例に出くわしますと異常な危機感を感じます。
いろいろと考えましたが、
入門レベルの必至問題を取り上げることにしました。
ひとまず10回程度の投稿をしてみます。
その後は反応を見ながらやってみます。
なお、「必至」と「必死」は同義ですが、
当ブログでは「必至」で統一します。
また、将棋入門者や初心者の方、
今までに必至問題を解いたことがない方は、
必至のルールを勉強しておいて下さい。
ネット上で簡単に学べるはずです。
<<<追記>>>
下の本に明快な必至のルールが書かれていました。
また、実例についても16ページ渡って書かれていました。
無料ですのでぜひご覧下さい。。

終盤が強くなる 1手・3手必至 (マイナビ将棋文庫)
<必至のルール>
説明1・2
説明15・16
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