難問の定義は非常に難しいのですが、当ブログでは
「私が一目で解けなかったレベル」
にしておきます(笑)。
私見ですが、
今回のレベルは10段階で難易度7とします。
先程昔の将棋世界の付録を見ていましたら、
「上田吉一短編名作集(5手7手)」
というものを発見しました。
こういう癖のある詰将棋は将棋上達に貢献しにくいのですが、全くの無駄ということでもありません。
幾つか面白い詰将棋がありましたので、
「将棋上達の探求」にも載せておきます。
<追記に重要なことを書いておきました。>
<解答付きの5手詰の詰将棋>
できれば解けるまで解答は見てほしくないのですが、
もしどうしても解けない場合は以下のようにして挑戦しましょう。
*盤上の駒を消してみる
これが詰将棋の解き方のコツと言えます。
例えば、「大駒4枚と玉将がない」と仮定して解いてみるのです。
そうすると、簡単な1手詰になります。
そして、実は、
これこそが最大最高のヒントになります。
<さらに追記>
次に、消す駒を4枚や3枚に減らしてみましょう。
そうすると、解けない原因がわかってくるのです。
こういうやり方を邪道という人がいるかもしれませんが、
実際の将棋でも消したい駒や邪魔な駒が出てきます。
「あれがなければ詰むのに」
とか
「あれが一路ずれていれば必至がかかるのに」
ということが多いのです。
それらをどかすことで勝ちにつながることもあります。
時々応用してみましょう。
役に立つ時が必ず来ます。