今日の必至問題はご注意ください。
将棋盤上では後手に持ち駒がありますが、
これは無視して下さい。
後手の持ち駒がありますと1手必至ではなくなります。
下の必至は昔からあるのですが、
初めて解いた時に驚愕した記憶があります。
これで必至がかかっているのかと。
最初の一手で受けがないのです。
恐るべき必至の威力です。
なお、最近取り上げている必至(必死)問題は、
下の前田祐司プロの「将棋必死集」から出題しています。
下の2冊以外にも旧版があって、
少なくとも3回は再販されているはずです。
それぐらい人気があった将棋の本で、
現代の「寄せの手筋200」に相当するものでした。

将棋必死集 (MAN TO MAN BOOKS)

スラスラ勝てる将棋必死集―将棋テスト (1980年) (マン・ツー・マン・ブックス)
<要注意!!!>後手の持ち駒はなしです!