2日前の9月17日に以下のような記事を書きました。
悲報 将棋ソフト激指に全く勝てなくなった話 対激指三段 3分切れ負け将棋
激指三段のレベルの高さに納得がいきませんでしたので、念のため調べてみました。すると、驚愕の結果が出ました。
<将棋盤の表示ができません!!!>
上の将棋は、激指三段同士の3分切れ負け将棋です。将棋ソフトは2010年に購入した激指定跡道場2です。先手が振り飛車、後手が居飛車です。
この将棋を同じ激指定跡道場2で解析ですると、唖然とする結果になったのです。<解析時間は一手5〜15秒程度で、六段〜六段+++での解析は行っていません。>
ナントナント三択ですと、95%以上が激指五段+の指し手と一致しました。そして、そのほとんどが上位二拓と同じ指し手だったのです。さらに五択で調べますと、100%の将棋の指し手が一致してしまいました。<五択の中から一番の悪手を選ぶ場合もありますから、必ずしも激指三段=激指五段+というわけではありません。ただし、その悪手が数手進んだら最善手だったということもあります。また、3〜5番手の指し手が将棋のプロの指し手と一致することも頻繁に起こります。>
なるほど、これでは勝てるわけがありません。対激指五段+ですと、持ち時間が1〜2時間の場合、勝率2割程度でしたから、3分切れ負け将棋の激指三段に勝ち越せるはずがないのです。
私自身が将棋が弱くなったこともありますが、たいていの場合指しているうちに少しずつ実力が戻ってきます。たとえ将棋で負けても、何かしらの手ごたえを感じるものなのです。しかし、今回はそれが全くありませんでした。
やはり、WIN7からWIN10へ、そしてSDDとHDD、corei7などのスペックの進化の影響は、間違いがないようです。
最近の激指13〜15の激指三段はもっと将棋が弱いはずなので、この将棋ソフトをお持ちの方は是非三段同士で自動対局させて解析してみましょう。その結果が激指五段+より下であることを切に願います(笑)。
なお、アマゾンの将棋ソフト激指のレビューを見ますと、一部悲観的なコメントも散見されます。ですが、将棋ソフトの強さは人間のそれとは全く異なるところにあります。あまり一喜一憂しない方がよろしいかと思います。