3手目7五歩まで
今取り上げている定跡の一手前、先手7五歩までが
上の局面である。
この局面における後手の定跡は、5通りある。
これは激指に載っているものである。
定跡道場の順位(優劣の順位ではない)通りに書くと
次のようになる。
1.8四歩
2.4二玉
3.6二銀
4.5四歩
5.4四歩
以上、5通りである。
他にも定跡や指し手はあるのかもしれないが、今回は
これに絞っている。
前回までは、4手目6二銀だった。
次回から、4手目8四歩でやってみる。
激指を持っている人は、各自やってみてほしい。
もちろん、この戦法以外でも全然構わない。
各自の研究課題に沿ってやればいい。
なお、激指定跡道場2とは売り切れてしまった。
それで今は激指11しかない。
激指11に関してはあれほどの批判があるが、
それは激指10よりほとんど強くなっていないだけの
話であり、相変わらずアマチュアよりそしてプロ底辺層より
将棋が強いことは間違いない。激指11相手だと、プロも30秒将棋では
かなり負けるらしい。
10秒将棋だと恐らく容易に負け越すだろう。だから、アマゾンのレビューなど気にする必要はない。
我々のレベルでは、全然気にすることではない。
いずれにせよ、研究にはもってこいの将棋ソフトである。
将棋レボリューション 激指11 / マイナビ