ads.txt

2021年10月22日

最近の「激指初段」は「将棋道場三段」より弱いことが判明しました!!!



昔の将棋ソフト激指では、
激指初段=将棋道場三段
と言われていました。

しかし、最近の、
特に最新の激指15の激指初段では、
その設定が崩れたようです。


激指初段の終盤がかなり弱くなっています。

私も激指初段と数回指しましたが、
終盤の弱体化が激しいことが判明しました。


今のところ、
激指15の激指初段は、
どんなに強くても二段半ぐらいだと思います。

おそらく人間的な弱さを追求した結果、
終盤の弱さを鮮明に出すしか方法がなかったのでしょう。


なお、序盤と中盤に関しては、
同程度か少しだけ強くなった気がします。

それを差し引いても、
終盤の弱さが目立ちますので、
将棋道場三段は絶対にないです。


また、ソフト同士の対戦は無意味です。

人間対ソフトの対局に意味があるのです。

あくまでも人間がどう感じるかが重要なのです。



将棋レボリューション 激指15|ダウンロード版
将棋レボリューション 激指15|ダウンロード版



続きを読む
posted by むとせ at 16:39| 極秘・将棋(20120718〜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

<追記>将棋・超やばい話 日本将棋連盟の大失態<後編> 問題挑戦者は全員満点でいいでしょ?



前回投稿した「将棋・超やばい話 日本将棋連盟の大失態<前編>」の続きです。今回も問題を載せます。


第2問 後手7四歩まで



第2問の解答は、6六角でしょうか?いまだにわかりません。ずっと昔に六段コースを卒業した私でもわからないのです。

解答として考えられるのは、6六角、8六歩、8三歩の手順です。下の将棋盤をご覧下さい。
第2問 後手7四歩まで


この手順ならば確かに先手の形勢がいいです。しかし、6六角に対して、8六歩が最善手とは思えません。この手に対して、後手7三銀や7三桂、あるいは3一角や4三金でも、先手が有利・優勢にはならないはずです。


念のため問題局面で解析しますと以下のようになります。

文字が小さいので結論を書いておきますと、問題の選択肢にあった@8七歩やA6六角では将棋の形勢は互角ということです。選択肢Bの5四歩では後手8六歩で後手優勢になりますから、全くの論外です。
将棋世界2019年9月号昇段コース級位第2問の評価と解答 6六角と8七歩で互角.PNG

激指六段+++は激指七段+に等しいレベルのはずです。某A級プロが激指七段に全く勝てないと発言しています。激指六段+++でさえ先手有利・優勢になる手順が見つからないということは、この第2図で正解手はないということになります。

ましてや、問題に挑戦する熱心な将棋ファンのレベルは級位者です。正解を実力で発見できるはずがありません。おそらく問題回答者の多くが勘で選択肢を選んだはずです。

これでは実力判定や実力養成の問題としてふさわしくありません。仮に勘で解いて卒業しても、日本将棋連盟が発行した卒業証やこれによって取得できる正式免状や認定状の意味がなくなります。


第2問は、明らかに不適切な問題です。



<<<ここからが追記です。>>>


引き続き第3問です。問題を再掲します。

第3問 後手3四歩まで


これもまた一目や一睨みでは解けませんでした。8月3日ごろに挑戦した後、8月13日に再び挑戦したのですが全くわかりませんでした。

それで仕方なく将棋ソフト激指六段+++で解析したところ、以下のような結果になりました。見にくいので念のため説明しておきます。

選択肢@の3四同歩の場合、互角(222)となります。A4五歩では互角(−194)、B2四歩でもやはり互角(61)となり、先手が有利・優勢となる正解手はありませんでした。これも不適切な問題でした。
将棋世界2019年9月号昇段コース級位第3問五択 評価と解答 .PNG



最後に第4問です。問題を再掲します。

第4問 後手1一香まで



これも一目ではわからなかったのですが、15秒ぐらい考えて以下の手順が浮かびました。それは、1二歩、同香、1一銀、同玉、1三歩、同香、同飛成、1二歩、1四竜(または1七竜)でした。その将棋盤を載せておきます。

第4問 後手1一香に対して先手1二歩の場合



残念ながら、これでも先手がよくなりません。前問までと同様に激指六段+++に頼らざるをえませんでした。その結果が次の画像です。
将棋世界2019年9月号昇段コース級位第4問五択 評価と解答 1二歩で互角.PNG

事情があって画像をクリックしても拡大しませんので、簡単に説明します。選択肢@の1二歩では互角(−135)となります。そして、選択肢A1三歩とB3四飛は五択のなかに入っていません、つまり、激指六段+++は選択肢ABをありえない指し手である判断しています。<解析候補を10まで広げれば出てくるかもしれませんが、そこまで必要な問題を級位者コースの問題にすべきではありません。>


以上のように第2問、第3問、第4問ともに、明らかに不適切な問題でした。


日本将棋連盟は今回の大失態を猛省するべきです。決して笑って済ませられるようなことではありません。応募者は少ないかもしれませんが(失礼?)、日本中の将棋世界愛読者が解いている昇段コースです。将棋ファンから見放されないように、二度と同じ失敗をしないようにしなければなりません。

今回の問題を引き起こした原因は、部外者にはわかりません。ここからは想像なのですが、原因はおそらく人手不足だと思われます。その対策としては、例えば、問題作成後モニターに問題を解いてもらうなどはいかがでしょうか。ここでのモニターとは、過去の昇段コース卒業者や道場5級前後の方、あるいは将棋を指せる連盟職員のことです。もちろん、協力者には無料で取り組んでもらい人件費はかけません。それぐらいの時間と労働をかけて適切な問題を作り続けなければ、昇段コースの存在意義が問われてしまいます。プロは絶対に言い訳ができないのです。


なお、記事タイトルでも書いたように、こういう不適切な問題を出題してしまった場合は、第2〜4問の回答者全員に満点をあげるべきです。もちろん、将棋世界誌や日本将棋連盟ホームページ(HP)上で、誠意をもって謝罪する必要があります。

多種多様な意見や感想があるでしょうが、日本将棋連盟と将棋世界、そして昇段コースを応援しているからこその厳しい意見です。どうぞご理解下さい。


また、すでに10月上旬に発売される将棋世界11月号で何らかの対応がされているかもしれません。今日2019年9月27日(金)の時点では確認の仕様がありませんので、予めご了承下さい。



posted by むとせ at 21:51| 極秘・将棋(20120718〜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

将棋・超やばい話 日本将棋連盟の大失態<前編> 将棋世界2019年9月号昇段コース級位コース問題でやらかしたぞ!!!



将棋世界の昇段コースの問題は、昭和の時代から数十年間欠かさず解いています。2019年9月号の問題も発売されてからすぐに解きました。2019年8月上旬のことです。

いつもならば、級位コース問題(10〜1級)や初・二・三段問題は一目や一睨みで解けます。<四・五・六段問題でさえ一睨みで解けることもあります。>

ところが、下の問題では大異変が起こりました。詳細は「将棋・超やばい話 日本将棋連盟の大失態<後編>」で書きます。ひとまず下の3問に挑戦してみましょう。

なお、将棋盤が表示されない方は、問題の画像を一番下に貼っておきましたのでそちらをご覧下さい。将棋世界(電子書籍)2019年9月号の205ページからの抜粋です。


第2問 後手7四歩まで


第3問 後手3四歩まで


第4問 後手1一香まで




第1問は問題ありません。
第2・3・4問を解いてみましょう。
将棋世界2019年9月号昇段コース級位 1.PNG

将棋世界2019年9月号昇段コース級位 2.PNG


将棋世界2019年9月号
将棋世界2019年9月号


posted by むとせ at 18:49| 極秘・将棋(20120718〜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

「将棋・超やばい話 日本将棋連盟の大失態<予告編>」のその後



いやぁ、驚きました。
先ほど数日間のアクセス数を調べていましたら、
詰将棋関連記事の数倍のアクセスです。
今のところ8倍ぐらいのアクセスがあります。

大変ありがたいことなのですが、
あまり期待しないで下さい。
私や将棋上達を純粋に考えている将棋ファンにとっては、
重要なことなのです。
それ以外の方にそれほど重要なことかどうかは不明です。

ただし、日本将棋連盟がやらかしたことは間違いないです。
10月号の将棋世界で謝罪でもあれば、
この記事は見送る予定でした。
しかし、それが全くありませんでしたので、
前回の<予告編>を出したのです。

もう少し待って敢えて
11月号の謝罪に間に合わないように投稿します(笑)。
もし関係者が気が付いていたら、
11月号に謝罪が掲載されるはずです。
posted by むとせ at 08:55| 極秘・将棋(20120718〜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月19日

衝撃の真実!!! 激指三段=激指五段+  3分切れ負け将棋で勝てるわけがない(笑)



2日前の9月17日に以下のような記事を書きました。
悲報 将棋ソフト激指に全く勝てなくなった話  対激指三段 3分切れ負け将棋

激指三段のレベルの高さに納得がいきませんでしたので、念のため調べてみました。すると、驚愕の結果が出ました。


<将棋盤の表示ができません!!!>



上の将棋は、激指三段同士の3分切れ負け将棋です。将棋ソフトは2010年に購入した激指定跡道場2です。先手が振り飛車、後手が居飛車です。

この将棋を同じ激指定跡道場2で解析ですると、唖然とする結果になったのです。<解析時間は一手5〜15秒程度で、六段〜六段+++での解析は行っていません。>

ナントナント三択ですと、95%以上が激指五段+の指し手と一致しました。そして、そのほとんどが上位二拓と同じ指し手だったのです。さらに五択で調べますと、100%の将棋の指し手が一致してしまいました。<五択の中から一番の悪手を選ぶ場合もありますから、必ずしも激指三段=激指五段+というわけではありません。ただし、その悪手が数手進んだら最善手だったということもあります。また、3〜5番手の指し手が将棋のプロの指し手と一致することも頻繁に起こります。>


なるほど、これでは勝てるわけがありません。対激指五段+ですと、持ち時間が1〜2時間の場合、勝率2割程度でしたから、3分切れ負け将棋の激指三段に勝ち越せるはずがないのです。

私自身が将棋が弱くなったこともありますが、たいていの場合指しているうちに少しずつ実力が戻ってきます。たとえ将棋で負けても、何かしらの手ごたえを感じるものなのです。しかし、今回はそれが全くありませんでした。


やはり、WIN7からWIN10へ、そしてSDDとHDD、corei7などのスペックの進化の影響は、間違いがないようです。


最近の激指13〜15の激指三段はもっと将棋が弱いはずなので、この将棋ソフトをお持ちの方は是非三段同士で自動対局させて解析してみましょう。その結果が激指五段+より下であることを切に願います(笑)。


なお、アマゾンの将棋ソフト激指のレビューを見ますと、一部悲観的なコメントも散見されます。ですが、将棋ソフトの強さは人間のそれとは全く異なるところにあります。あまり一喜一憂しない方がよろしいかと思います。




posted by むとせ at 17:55| 極秘・将棋(20120718〜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。