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2010年09月23日

好敵手(ライバル)には絶対読ませてはいけない本:3

前回は手損について書きました。

近年、居飛車の後手番一手損角換わりや一手損角換わり四間飛車が流行っていますが、矢倉のような将棋や急戦の将棋では手損は一気に負けにつながります。

手損についての意識を高めることで、また棋力がアップすることでしょう。


さて、前回のA図を再掲します。

同歩、同角に対する7六歩が悪手でした。7六歩の代わりにここでの反撃を羽生名人は勧めていますが詳細をこの本をご覧下さい。著者もかなり高度な内容であると書いています。



第A図



1番伝えたいことは、このような局面では駒を取れる時に取らない手を、歩を打つ時には打たない手を考えてほしいということです。

一見当たり前のような手が実は間違っていることが多いものです。特にアマの指し手にはそういう手が多くなります。



この本の第4章のテーマは、「駒がぶつかったとき」でした。すべてを伝えきれないのですが、上記以上のすばらしいことが書かれてあります。

この本のいいところは、プロが感覚的に掴んでいることをできるだけ図や言葉で説明しようとしているところです。こういう感覚的なことは伝えることが大変困難なのですが、図と言葉を多く駆使して何とかして伝えようとしています。

1〜3回目わからなくても4回目以降に、5級の時にわからなくても初段以上になった時に理解できるような本です。

ですから、最初の頃わからなくても本棚の奥にしまいこまないようにすることです。時々読み返すことで、徐々に理解し始め棋力アップに繋がります。

もし、1回目からほとんどの章を理解できるのであれば、すでに3〜4段以上の実力があるかもしれません。使っている題材にはアマ高段者の棋譜も数多くあります。それらの悪手を指摘してしながらの解説ですので、級位者やアマ低段者には難しいかもしれないのです。


騙されたと思って、1度長めの立ち読みか、図書館の利用をお勧めします。それで感心させられればご愛読をお勧めします。

まさしく「上達するヒント」が大量に含まれている良書です。




2010年09月21日

好敵手(ライバル)には絶対読ませてはいけない本:2

前回の答えは、3手目の7六歩です。下の2つの図を見比べて下さい。

後手だけ2手進み、しかも後手だけ7筋の歩を手持ちにしています。

もし7五歩を突かなければ、後手は6四角―7三角―8四角の3手かかるはずにも関わらず、0手で3手を指してしまいました。これが先手の「大損」なのです。【次回へ続く】









好敵手(ライバル)には絶対読ませてはいけない本:1

下の第A図は、「上達するヒント(羽生善治著)」の「第4章 駒がぶつかったとき(2.見えない大損)P55第1図です。

下の盤は駒が4手だけ進みます。その4手の中に1手悪手があります。その悪手を考えて下さい。答えは次回書きます。




第A図

好敵手(ライバル)には絶対読ませてはいけない本:0

タイトルのような記事を書いてみようと思います。

最初に「上達するヒント(羽生善治著)」について書きますが、この本の良さを伝えるのは大変難しいので、私の文章力ではうまく伝わらないかもしれません。

でも、この本は後世に残すべき本だと確信していますので、複数回に分けてじっくり書いていきます。

念のため下にアマゾンのリンクを貼っておきますが、有名な本なので図書館のご利用も考えて下さい。この本の良さを理解できる人は必ず強くなります。絶対強くなります。

数回読むことを強くお勧めします。