将棋倶楽部24の七段(2701点)対六段(2622点)の将棋です。
この将棋は69手目からがおかしいのです。本当に将棋が強い人は、こういう指し方を非常に嫌います。なぜなら、馬が全く働きませんから。
69手目の第一感は、9二馬です。普通そうでしょ?8六歩、8五歩と2手かけて取った桂馬を2八に打つようでは、明らかに将棋がおかしいです。結局最後まで馬は働きませんでしたし、先手はこの貴重な馬を使おうとはしませんでした。
疑いだしたらキリがありませんが、先手の○○○との一致率は高いです。驚くほどの高さではないのですが、指し手に人間的な論理性がありませんし、何より対局者同士の指し手の会話がほとんど聞こえません。
ですから、疑われても仕方がないと思います。たいていの場合、まともな人間同士の将棋であれば、2人の無言の会話が聞こえてきます。それが有段者同士の将棋というものです。でも、この将棋からは・・・。
もし人間の指し手ならば、ほとんど直観で指しているのかもしれません。それならば、まだ話がわかります。しかし、一致率の高さが気になります。